コードバンの財布
こんにちはharumaki(@harumaki2010)です。
ひとたび外出したら必ず携帯していくモノ。生活と密着しているモノ。それは間違いなく財布です。だからこそ、愛着のもてるものを所有していたい。
僕が愛用しているのはCORDOVANの二つ折りの財布です。
CODOVAN(コードバン)というのは、馬の尻の部分の革のことで、牛革とは違った表情を見せるんですね。
どちらも、エイジング(経年変化)によって味がでてくる面では変わりはないのですが、表情による特徴はそれぞれに違いがあります。牛革がワイルドだとすれば、コードバンは上品。
写真の財布はかれこれ8年使ってます。まだまだ現役です。熟年の味わいが出てるのが、写真で伝わるでしょうか。あたりもしっかり出ています。
僕はコードバンのエイジングが上品と書きましたが、一言で具体的に表現すると「輝くような艶」です。
牛革の製品には定期的にオイルを入れてますが、この財布にメンテナンスをしたことは一度もありません。それでも光沢のある艶を出しているのは毎日使っているためです。日頃から手のひらの脂に触れられていることが、必然とメンテナンスになっているように思われます。
まだまだ相棒でいられるこいつですが、そろそろ買い換えたいと考えています。
今使っているのは、表側はコードバンですが、中側は牛革を使用しているんですね。販売されているほとんどがこのタイプになります。
これはこれで十分すぎるほど満足しているのですが、販売店は限られるものの、内側もコードバンが使われている——つまり財布全部がコードバンでできている「オールコードバン」というモノが’存在しています。
魅了された。
こいつと別れるのは一抹の寂寥を感じずにはいられないのですが、それでも新たな相棒が欲しい。「オールコードバン」。